国税庁から令和3年分路線価が公表されています。 

全国平均は前年比0.5%の下落。
福岡、佐賀、熊本、沖縄、北海道、宮城、千葉 の7県は上昇。
山形県は横ばい。
東京、神奈川、愛知、大阪など39都府県で下落。

新型コロナウイルスの影響で、地方圏より3大都市圏での下落が大きく、
その中でも大阪、奈良、神戸などの観光地ではインバウンド消滅の影響をまともに受け、下落幅が特に大きくなっています。

大阪市北区角田町御堂筋 1,976万円/㎡ で前年比▲8.5%(▲はマイナス)

下落率トップ5は、
奈良県・大宮通り ▲12.5%
兵庫県神戸市・三宮センター街 ▲9.7%
大阪府大阪市・御堂筋 ▲8.5%
岩手県盛岡市・大通り ▲8.0%
東京都・銀座中央通り ▲7.0%

東京都中央区銀座5丁目銀座中央通り「鳩居堂」前は、
4,272万円/㎡ で36年連続日本一となっていますが、下落率は▲7.0%
前年比で320万円/㎡ 下がり、下落率トップ5となっています。

国税庁は、コロナの影響による景気後退によって
さらに大幅な地価下落がある場合は路線価の減額補正を行うとしています。

※路線価は、主要道路に面した土地の1平方㍍あたりの標準価格。相続税や贈与税の算定基準となります。

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