相続税や贈与税の算定基準となる路線価ですが、
今年は路線価の補正はありません。

今年の新型コロナウイルスの影響による地価の下落について

国税庁は、令和3年分の路線価の補正を検討するため、
令和3年1月から6月の全都道府県の地価動向調査を行っています。

昨年は、東京都、愛知県、大阪府で▲15％以上の地価下落のある地域がありましたが、
今年は、大阪府中央区宗衛門町が▲10％（昨年▲19％）で最大の地域でした。

東京都新宿区歌舞伎町1丁目　▲5％（昨年　▲16％）　

愛知県名古屋市中区栄3丁目　▲3％（昨年　錦3丁目▲19％）

地価下落も少し落ち着いたようです。　
今年は路線価の補正はありません。

※路線価は、主要道路に面した土地の1平方㍍あたりの標準価格。相続税や贈与税の算定基準となります。
（▲はマイナス）

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