相続税の速算表の使い方について
- 2020年02月05日
- 相続税
相続が発生して相続税がどれくらいかかるのかご心配なところです。
国税庁のホームページに相続税の速算表がありますので、ご自身でも試算できます。
その使い方について
例えば
1億円以下 税率30% 控除額700万円
この1億円の意味ですが、 亡くなった方の財産の総額ではありません。
法定相続分に応する取得金額、
法定相続人が、配偶者と子供2人なら、
配偶者の法定相続分は、1/2 子の法定相続分は、1/4 (1/2×1/2)
亡くなった方の財産の総額が1億円とすると
相続税の速算表はどのように見るかというと
配偶者 1億円 × 1/2 =5,000万円 ⇒ 税率20% 控除額 200万円
子 1億円 × 1/4 = 2,500万円 ⇒ 税率15% 控除額 50万円
結果 相続税は 1,450万円になります。
5,000万円×20%-200万円+(2,500万円×15%-50万円)×2人 = 1,450 万円
(誤り) 1億円 × 30% - 700万円 = 2,300万円